リグレッション

  • 2018.09.15 Saturday
  • 00:00

 

「アザーズ」「海を飛ぶ夢」のアレハンドロ・アメナーバル監督がイーサン・ホークとエマ・ワトソンを主演に迎えて贈るサイコ・サスペンス・ドラマ。ミネソタ州の小さな町を舞台に、1つの少女暴行事件を捜査する刑事が、やがて町に秘められた大きな闇に飲み込まれていくさまを描く。共演はデヴィッド・シューリス。

 

1990年、ミネソタ州。ブルース・ケナー刑事は、17歳の娘アンジェラを暴行した疑いで父親のジョン・グレイを取り調べる。するとジョンはあっさりと容疑を認めるが、実際のところ彼の記憶は曖昧で、どうにも不可解な事件だった。そこで著名な心理学者ケネスの協力を仰ぎ、記憶を遡る退行療法によって事件当時の状況を探ろうと試みるケナーだったが…。 (C) allcinema

 

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悪魔崇拝の話が出てきて、ステレオタイプな白塗り黒装束の人々の画があり「おっ!」と思ったけどオカルティックな落ちに帰結するわけではなかったね〜 2015年の作品なので日本公開まで3年掛かってるけれど、待ったかいがあるかというと、んーーーーーー・・・イーサン・ホークが事件に翻弄されていく姿や、常にテープレコーダーを回している設定は良かった。

 

 

カメラを止めるな!

  • 2018.08.31 Friday
  • 15:20

 

インディーズで活躍してきた上田慎一郎監督によるENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品にして記念すべき劇場用長編デビュー作。その巧みな脚本が評判を呼び、日本のみならず海外の映画祭でも話題を集めたゾンビ・ホラー・コメディ。

 

とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。それは37分ワンカットのゾンビ・サバイバルというテレビ局の無理難題を受け入れた監督によるあまりにも無謀な挑戦だったのだが…。 (C) allcinema

 

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長回しに必然的に付いてくる緊張感や、その裏で行われていたであろう入念なリハーサルを想像するのが好きなので、映画にしてもミュージックビデオにしても、ワンカットまたはワンカット風なシーンがあるだけでだいぶ贔屓に観てしまうきらいがあるのですが(パッと思いつくものだと、『トゥモロー・ワールド』の恐ろしすぎる襲撃シーンや、サカナクション℃-ute私立恵比寿中学武藤彩未のMV等)、この『カメラを止めるな!』に関しては、始まってから何だこの擁護しきれないチープさは…大丈夫かおい!!!と、暗雲立ち込めていた所、以降全くの杞憂でした。ワンカットで撮る事自体に意味があるプロットが鮮やかだった。キャラクターも皆良かったなぁ。最後は感動すらしてしまった。快作。

 

それと、今作である役を演じていた真魚さんという方。顔・髪型のシルエット・物事に対する真摯さ諸々が、あてがきか???と思うほどモーニング娘。'18の加賀楓さんにそっくり過ぎて驚いた。

 

 

・・・やっぱりめちゃくちゃ似てる
 

 

エクスティンクション 地球奪還

  • 2018.07.27 Friday
  • 00:00

 

家族を愛する男を苦しめる、エイリアンが地球へ侵攻する悪夢。ある日、謎の地球外生命体が地球上のあらゆる生命に総攻撃を仕掛け、男の悪夢は現実と化してゆく。

 

Netflix

 

男は日頃見ていた悪夢を予知夢と主張するが、妻からは「病院行けバカ!」と白い目で見られる毎日。しかし、ある日、得体の知らない異星人が侵略に現れ・・・。前半、男が機械工?として働く近未来的でスタイリッシュな建物内の構図に目を見張る所が少しありつつも、今更異星人侵略SFをやられても…と思いきや、中盤思わぬ方向へ舵を取ってから面白かった。顔面が鏡で覆われている異星人の造形に、『ヴィドック』を思い出しましたね。

 

タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜

  • 2018.07.11 Wednesday
  • 20:45

 

1980年5月に韓国で起きた歴史的な民主化運動での悲劇“光州事件”を背景に、厳しい取材規制の中で現地入りしたドイツ人記者と、彼を乗せることになった平凡なタクシー運転手の知られざる真実の物語を描いた感動ドラマ。主演は「殺人の追憶」「密偵」のソン・ガンホと「戦場のピアニスト」「ワルキューレ」のトーマス・クレッチマン。共演にユ・ヘジン、リュ・ジュンヨル。監督は「義兄弟 SECRET REUNION」「高地戦」のチャン・フン。

 

1980年、韓国のソウル。妻に先立たれ、幼い娘を抱えて経済的に余裕のない毎日を送る陽気なタクシー運転手のキム・マンソプ。その頃、光州では学生を中心に激しい民主化デモが発生していたが、戒厳令下で厳しい言論規制の中にいるマンソプには詳しい事情など知る由もなかった。そんな中、ドイツ・メディアの東京特派員ピーターが光州での極秘取材を敢行すべく韓国入りする。英語もろくに分からないマンソプだったが、“通行禁止時間までに光州に行ったら大金を支払う”というピーターの言葉に二つ返事で引き受ける。こうして現地の深刻さに気づかぬまま、ピーターを乗せて意気揚々と光州へ向かうマンソプだったが…。 (C) allcinema

 

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お人好しでうだつの上がらないただのタクシー運転手だったはずが、事件に巻き込まれ惨状を目の前にして、葛藤しながらもただただ良心に従い、自ら茨の道に飛び込む決断をする今作屈指の名シーン。ソン・ガンホの男気に涙を禁じ得なかった。そして、ほのぼの人情話で始まり、体制との攻防を経て、まさか『マッドマックス』のようなクライマックスを迎える事は予想打にしなかった。近年の実話もので、同じく体制への反発を切り取った『デトロイト』では、エンタメ性を極力排除し、鉛のように鈍痛が残る傑作に仕上がっていましたが、この『タクシー運転手』の後半では、いやいや、やり過ぎだろ!というエンタメに特化したシーンが待ち構えていて、これもまた真逆のような痛快さが残る傑作でした。

 

 

15時17分、パリ行き

  • 2018.07.06 Friday
  • 00:00

 

「アメリカン・スナイパー」「ハドソン川の奇跡」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、2015年にフランスの高速鉄道で発生した銃乱射テロ事件で、犯人を勇敢に取り押さえて大惨事を阻止したアメリカ人青年3人の英雄的行為を映画化した実録ドラマ。幼なじみの若者アンソニー、アレク、スペンサーの3人が、旅行中に遭遇した無差別テロにいかにして果敢に立ち向かうことが出来たのか、その知られざる真実の物語を、彼らの子ども時代からの半生と、緊迫の事件のリアルかつ詳細な再現を通して明らかにしていく。また3人の主人公のほか、事件が起きた列車に偶然乗り合わせていた乗客たちの多くが本人役として本作に起用され、劇中で自らを演じるという前代未聞のキャスティングも話題に。 (C) allcinema

 

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事件の多くの当事者達を本人役で出演させる(犯人を取り押さえた者のみならず、乗客、そして、被弾して重症を負った人まで!)キャスティングを決めたクリント・イーストウッド尖ってる。その日、列車に偶然乗り合わせた者たちの群像劇サスペンス!・・・といった演出は全く無く、なんなら途中、街を観光しているだけの話にだいぶ時間を割いているので、「一体、俺は何を見させられているんだ…?」という気持ちになるのですが、観終わってみれば、3人の青年たちの半生を描いた前半を踏まえて、人の命を救った事実に妙に感動してしまった。

 

 

デトロイト

  • 2018.07.05 Thursday
  • 00:00

 

キャスリン・ビグロー監督が「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」に続いて再び脚本にマーク・ボールを迎え、1967年の“デトロイト暴動”のさなかに起きた衝撃の事件を映画化し、今なお続く銃社会の恐怖と根深い人種対立の闇を浮き彫りにした戦慄の実録サスペンス。黒人宿泊客で賑わうモールを舞台に、いたずらの発砲騒ぎがきっかけで、警察官に拘束された黒人宿泊客たちを待ち受ける理不尽な悲劇の一部始終を圧倒的な臨場感で描き出す。主演は「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」のジョン・ボイエガと「メイズ・ランナー」のウィル・ポールター、共演にアルジー・スミス、ジョン・クラシンスキー、アンソニー・マッキー。

 

1967年7月、デトロイト。黒人たちによる暴動が激化し、鎮圧に乗り出した軍や地元警察との衝突で街はまるで戦場と化していた。そんな中、運悪く暴動に巻き込まれ身動きできなくなった人気バンド“ザ・ドラマティックス”のメンバー、ラリーが宿泊していたアルジェ・モーテルで銃声が鳴り響く。それは黒人宿泊客の一人がレース用の空砲をふざけて鳴らしたものだった。しかし、それを狙撃手による発砲と思い込んだ大勢の警察官がモーテルになだれ込んでくる。やがて、偶然居合わせただけの若者たちが、白人警官のおぞましい尋問の餌食となっていくのだったが…。 (C) allcinema

 

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こんな理不尽あるのかよ…実話かよ。差別主義者であり加虐者の白人警官による惨たらしい仕打ちに、だいぶ気分が落ち込んでしまった。最悪白人警官を演じた特徴ある顔見覚えあるなと思ったら、『リトル・ランボーズ』に出てた子だったんですね。成長したなー。胃がキリキリするような拷問シーンがハイライトである一方、後半の法廷シーンもまた見応えがあった。弁護士まで最悪なのかよ。キャスリン・ビグロー、ホントに胃液出るようなヘヴィな映画ばっか撮ってるな。

 

 

パディントン2

  • 2018.07.04 Wednesday
  • 00:00

 

英国紳士なクマの“パディントン”の活躍を描いたマイケル・ボンドの児童小説シリーズを実写映画化し、世界的大ヒットとなったファミリー・コメディの続編。ロンドンの都会生活にも慣れてきたパディントンが、思わぬ犯罪に巻き込まれて繰り広げる大騒動の行方をコミカルかつ心温まるタッチで綴る。パディントンの声は引き続きベン・ウィショー。ほかにヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベントら前作から続投組に加え、ヒュー・グラントとブレンダン・グリーソンが新たに登場。監督は引き続きポール・キング。

 

ペルーの山奥からロンドンにやって来た礼儀正しいクマの“パディントン”。ブラウン家に家族として迎えられた彼は、今では都会暮らしもすっかり板について、幸せな日々を送っていた。ある日、彼は世界に1冊しかない飛び出す絵本をルーシーおばさんの誕生日プレゼントにしようと思い立ち、高価なその絵本を買うためにアルバイトを始めることに。ところが、その絵本が何者かに盗まれてしまい、偶然居合わせたパディントンは犯人と間違われ逮捕されてしまう。なんと絵本には宝の秘密が隠されていたのだった。そして、それを盗んだのはブラウン家の向いに住む落ち目の俳優ブキャナンだった。そんなこととはつゆ知らず、ブラウン家の人々はパディントンの無実を晴らすために奔走していた。いっぽう刑務所送りとなってしまったパディントンは、恐ろしい囚人たちと思いがけない友情を築いていくのだったが…。 (C) allcinema

 

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飛び出す絵本の中に入り込む描写が息を呑むほど鮮やかで見惚れてしまうし、以降は、パディントンの無実を晴らそうと奔走するブラウン家の姿や、あらゆる人々の優しさが染みてずっと泣いてた。一時の笑いとして流して見ていたシーンが、後々伏線として効いてくるのには感服するほどで、チャクラはめちゃくちゃ笑った。超傑作だった前作に肩を並べるどこまでも温かい傑作でした。

 

 

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